497: おさかなくわえた名無しさん 2006/12/16(土) 00:16:14 ID:hRy7aNQh
じゃあ小ネタ1発。

昔、妹が高校生だった頃に半泣きで帰ってきた。
学校帰りにセルフカフェに友達と行き、コーヒー乗ったトレイを持って歩いてたらいきなり
オバハンにぶつかられ、コートにかかったからクリーニング代を出せと言われたらしい。
しかもクリーニングで綺麗にならなかったら弁償しろと。
アンゴラの高級コートで10万円だと。
その場でクリーニングに引き渡し、出来上がり日に絶対来いと脅されたらしい。

無視しても良かったけどそのセルフカフェは妹の通学路にある。
またいちゃもんでもつけられたらたまらんので行くことに。
オバハンに渡された電番にかけて日時を決め、当日は私が持ってる中で一番の高級コート
&メイクバリバリ。髪もぐるぐる。
万が一のために彼氏を連れて行った。
待ち合わせのクリーニング屋前にいたのはしょぼくれたオバハンWith不機嫌顔の旦那。
妹の顔を見るなり何事か怒鳴ろうとしたが後ろにいた私&彼氏を見て慌てて黙り込んだ。
「あの、親御さんですか?」
「姉ですけど?」
「あ、ああすみません。あの、じゃあ……」
そそくさとクリーニング屋に入るオバハン。出されたコートは10万にはとても見えないような
ダサダサで毛玉だらけの代物 _  
思わず「えー?これが10万?( ゚∀゚)」って顔してしまった。
なぜかクリーニング代はもういいと言い出すオバハンでしたが後々のこと考えてきっちり出しました。
オバハン縋るように旦那を見るも旦那は不機嫌全開。「お前が騒ぐから」などとぶつぶつ言っている。

4人でぞろぞろとクリーニング屋を出ると外で待ってた彼氏が「終わったか?」と声をかけてきた。
オバハン、挨拶もなしに走って逃げた。

まあ激しく893顔の彼氏と激しく水商売顔の私の組み合わせは相当怖かったかもしれない。