いい話
商店街に店を構えているんだが、小学生グループが目につくようになり、そのグループの中の一人がみんなのランドセルを持たせれていた → しかしある出来事がきっかけで状況が変わる…
商店街に店を構えているんだが、そこを通学路として使う子供達も多い。
ある時から4人グループの下校の小学生が目につくようになった。
いつも決まってその中の一人(以下、A)がみんなのランドセルを持たされている。
他の友達より10メートル程遅れて半泣き、時には泣きながら。
隣が酒屋兼、駄菓子屋なので、子供達は必ずそこの前で足を止め、Aがやっと追い付く感じ。
毎日そんな感じで、下校時刻になると俺も外を気にして見ていた。
こういうのって俺が何かを言っていいものか、学校に言うべきなのか・・・とか考えたが何もしないまま過ぎた。
ある日、隣の店の前でAがランドセルを落としたらしく、他の子に責められていた。
Aは泣きながら反論をしていたが、その内に誰かがAを小突いて喧嘩になった。
喧嘩と言っても子供の喧嘩だからたかが知れてるが、取っ組み合いでAは押し負けていなかった。
次の日は子供達を見かけなかったが、その次の日に一人で帰るAの姿を見た。
少し遅れて3人組が楽しそうに歩いており、Aは駄菓子屋を素通りして帰っていったが
3人組はいつも通り駄菓子屋の前でお喋りしていた。
それが数日続いたある日の下校時刻、外から大きな声で「23、24、25、26、・・・」という掛け声が聞こえてきた。
Aを含むいつものメンバーの声だった。
その様子を見ていると、Aではない他の子がみんなのランドセル(Aのも含む)を持っており、みんなは周りで「50」までカウントしている。
50になるとみんなでまたジャンケンをし、負けた人が持つようだ。
次のジャンケンでAが負けてしまい、Aがみんなのランドセルを持ち俺が見慣れたいつもと同じAの姿に。
ただ一つ違っていたのは、Aと肩を並べてカウントしながら歩く友達の姿と
なによりもAが笑いながら「重たい~w重たい~w」とみんなで楽しそうにしている姿だった。
それからしばらくしてその遊びは無くなり、みんなでいつも楽しそうに店の前を通り過ぎていく。

嫁に告白の返事を貰って、俺がプロポーズした店に家族で行ってきた。娘(4)「○○はしあわせでした!」嫁「お母さんのほうが幸せだよ」一番幸せなのは俺だっつーの。アホども。
俺が高校出て就職して2年目、新卒の女の子が入ってきた。
俺より上は男しかいないようなむさ苦しい職場だったが、
俺以外の同期も後輩数名もみんな女の子で、一気に会社が華やかになった。
研修期間が終わり、秋。一人の女の子がうちの部署に配属となった。
横顔がタヌキみたいに見えた。なんかいつもピョンピョコフワフワしてた。
滑り具合に定評のある俺のギャグにも、顔をクシャクシャにして笑ってた。
めちゃくちゃ幸せそうに笑うもんだから、一発でその笑顔の虜になった。
その年の暮れの忘年会、偶然席が隣になったので、ここぞとばかりに沢山話した。
もうすぐ来るクリスマスがちょうど誕生日だと言うので、翌日プレゼントを買いに走った。
似合いそうな可愛いヘアピンを買った。クリスマスの日も仕事だったが、
渡すタイミングを伺ってたら、一日が終わってしまった。
結局渡せたのは年が明けてからだった。苦笑いと嬉しさが混ざったように「ありがとうございます」
と言ってくれた。翌日からずっとそのヘアピンをしてた。知ってる限りは毎日ずっと。
次の春、連休に食事に誘った。
「男忄生.と二人で食事にいったことなんかなくて、緊張します」と断られた。
絶望したね、1ヶ月くらいハイパーブルーだった。
その年の夏、女の子は泣きそうになりながら、というか泣いてた。俺に話しかけてきた。
「もらったヘアピンを壊してしまいました」ものすごく落ち込んでた。
何を言おうか混乱して、おもわず告白してしまった。
恥ずかしいから内容は伏せるが、女の子は驚いた顔を見せて走って逃げた。
パワハラ兼セク八ラをかましてしまったと思い、またハイパーブルーになった。

立食パーティに参加したときに世界の三大珍味を生まれて初めて食べた しかし正直期待外れな味だった → 会場奥の全然人がいない蕎麦コーナーで蕎麦を食べてみたら…
出席者は会社の営業を始め、販売店のディーラーさんが全国からやってきた。
総勢300人ほどが集まっただろうか、夜の部はというと宴会場で立食パーティだ。
正面入り口にはオードブルが、そこを一辺としてテーブルがコの字に配置され、
寿司、サラダ、フルーツ、ケーキ、飲み物なんかが山のように積まれていた。
会議の忄生質上、我々スタッフ部門は昼が、営業&ディーラーは夜の部がメインとなる。
スタッフ部門が営業に巻き込まれると何かと厄介であることは事前に知っていたから、
俺はそそくさとメインのオードブルから世界の三大珍味をとり、人だかりから離れていた。
恥ずかしながら三大珍味を口にしたのはあの時が初めてでね、どんな味がするんだろう
とドキドキしながら味わってみたんだが、正直言って期待外れだった。
キャビア・フォアグラ・トリュフ何れも美味いんだけど、日本人の味覚に合わないとでも言うか。
そうこうしている内に場の空気が段々と営業色に染まってきたから、俺は宴会場の一番奥に避難。
正面入り口のオードブル周辺と違って、こっちは全然人がいない。さあ安心して食うぞ、
と思っていたらお蕎麦のコーナーがあり、テーブルの奥には若い板前さんが立っていた。
そこにはわんこ蕎麦のように二口ほどの冷たいお蕎麦がお椀に盛られ、汁と様々な具
(ネギ、納豆、おくら、とろろいも、うずらの卵等々)が入っていた。
適当に一つ食ってみたらこれがバカうま!
「う、うめえ!!!」
『ありがとうございます。まだまだありますのでどうぞ』
誰もいないのをいいことに俺一人で70杯ぐらいは食ったかなw
よくよく話を聞いたらこの板前さん、俺と同い年で今は修行の身でいずれは実家に戻って蕎麦屋を継ぐ
とのことだが、そこがなんと俺の故郷と一致。すっかり意気投合して俺はお開きまでそこにいた。
今でも年に数回、帰省する度にそのお蕎麦屋さんには必ず立ち寄り、
同い年の彼は蕎麦屋の名店○代目として腕を振るっている。彼曰く、
『三大珍味より美味いとバクバク召し上がっているお客様(俺)を見て、すっかり自信がついたw』とのこと。
食い意地も何かの役に立つことはあるんだなw

年の離れた妹が保育園のお遊戯会でなりたかった妖精になれなかったと号泣 理由は妖精の衣装の手作りは父子家庭のうちには無理という判断 → 妹に申し訳なく思った俺は…
武勇伝じゃない気がする上に、かなり昔の話なんだけど。
俺には妹がいるんだが、これが何と10も年が離れてる。
しかも俺が13、妹が3歳の時に母親がタヒんじまったんで、
俺が母親代わり(父親は生きてるからさw)みたいなもんだった。
父親は仕事で忙しかったから、妹の世話はほぼ俺の担当。
飯食わせたり風呂入れたり、つたないながらも自分なりに一生懸命やってたと思う。
妹が5歳の時のこと。
保育園に妹を迎えに行ったら、なぜか大泣きしてやがる。
その日、お遊戯会の役を決めたんだが、妹はやりたかった役になれなかったらしい。
まあそれは仕方ねーだろ、あきらめろと最初は諭してたんだが
よく話を聞いてみると、どうもおかしい。
劇にはいろんな動物や妖精や探検家?が登場するらしく、
女の子の一番人気は妖精。妹も当然妖精がやりたかったようだ。
希望者多数だったので、決定は恨みっこなしのジャンケンにゆだねられるも、
妹は見事勝ち抜いて妖精5人のうちの一人に選ばれた。
ところが、先生が「○○ちゃん(妹)は動物の方がいいんじゃない」と妹を妖精役から外したという。
そんな馬廘なと思いながら、俺はすぐに保育園に電話して確かめた。
そこで分かったのは、劇の衣装は保護者が作らなければいけないこと。
そして、妖精のひらひらの衣装はとても難しく、俺の家では無理だと判断され、
お面などを作れば済む動物役に妹が割り振られたことだった。

娘が全国的に大きな賞を取って夫が喜んでトメに電話 嬉しそうに報告して最後に「お前にって」と私に受話器を渡した → 「おめでとう」と言ってくれるのかなと電話に出ると…
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旦那がすごく喜んで、実家のトメに電話した。
ひとしきり旦那が娘のことを嬉しそうに話して、最後に「おまえにって」と私に受話器をよこした。
直接私に「おめでとう」と言ってくれるのかなあと思って電話に出たら
「ああ○○さん?あのねえ、こんなこと知らせてくると××(旦那の妹)が気を悪くするでしょ? いとこ同士のバランスってものがあるんだから、こういうことは金輪際知らせてこないでちょうだい」とガチャン。
みなさん、旦那さんに姉妹がおられる場合、自分ちの子どものいい話はするもんじゃないですよ。

父親になんで数学とか歴史とか勉強する必要があるの?と聞いたら義務教育じゃないんだから嫌なら高校やめれば?と言われた → 私なりに考えた答えを父に言ったら…
私が数学て筋道立てて物事を考える訓練かな?歴史は二度と戦争を起こさない為、と言ったら父親はそんな風に無理に理由付けして納得すんな。
学問は学問として素晴らしい。
歴史はただ単に歴史愛国心や戦争反対に利用すべきじゃない。
お前が高校を卒業したいのならその為に勉強する、でいいんじゃない?
「学問は学問として素晴らしい」この一言に衝撃を受け私は大学へ進学した。
今まで多くの教師や大人達から~だから勉強しろと言われたけど馬耳東風…でも父の言葉は衝撃だった。

敬虔なユダヤ教徒のおっちゃんと敬虔なイスラム教徒のお兄さんは仲良し 2人と私で豚骨ラーメンを食べたときに私が「おまいら国に帰れなくなっても知らんぞ?」と言うと…
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933 名前:名無しさん@初回限定 本日のレス 投稿日:2005/10/11(火) 00:24:39
・敬虔なユダヤ教徒のおっちゃん(イスラエルのエリート)
・敬虔なイスラム教徒のお兄さん(パレスチナから某国経由で某国籍getした元苦学生)
そしてふたりは仲良し。
ユ/兄ちゃんみたいな人ばっかやったら、わしら戦争せんで済んだやろな
イ/難しいです。でも、今のような泥沼はありませんでしたです
ユ/せやなー
イ/故郷に帰ったらもうお会いできないかも知れません、残念です
ユ/くやしぃなぁ、せやけど、これが神の定めたもうた運命なんかなぁ
イ/ここは日本ですから、仲良くしても誰も怒りません
ユ/せやねー。国に帰りとぉないわぁ、このまま日本にずっとおれたらええねんけどなー
ずるずる。
そして、ふたりと私は仲良く 豚 骨 ラ ー メ ン をすする。
ユ/おっちゃーん、すまんけどセアブラちょいと足してんかー
イ/替え玉ひとつ、バリ固で
・・・おまいら。国に帰れなくなっても知らんぞ?
ユ/ここは日本やからな(笑
イ/日本ですから(笑
それが免罪符か!

散歩に行く土手にいつも白い犬がいた 毛がぼさぼさで痩せこけてて、他の犬の散歩を見つめ寂しそうな表情をしてたので心配していた → ある日、真っ赤な首輪をつけたその犬を見かけて…
いつも散歩に行く土手に、何ヶ月も前から白い犬がいた。
犬は毛がぼさぼさで、あまり食べていないんだろうか、痩せこけていた。
とても人に慣れていて、決して触らせないが近くまで寄ってくる。
捨て犬なのか、迷い犬なのか分からないが、野良ではないオーラを持っていた。
近所の犬の散歩を、いつもじっと見つめているんだが、とても寂しそうで、こっちが切なくなった。
連れて帰りたいけど、うちは賃貸だから無理だしなあ、と思っていた。
先週、新しい真っ赤な首輪が犬に付けられていた。でも飼い主の姿は無い。
今日また行ったら、リードを持ったおじさんに連れられて、元気に、嬉しそうに散歩していた。
連れと「あの犬かな?」って話していたら、おじさんが気づいたのか話しかけてくれた。
おじさん曰く、ずっと前から気になってはいたが触らせてくれないもんだから
こりゃ持久戦だ!と思って、少しづつ仲良くなっていく作戦を取ったそうな。
離れたところから餌を置き、
それを1ヶ月続けたところ、自分から寄ってきて触らせてくれるようになった。
チャンスだ、と思い持っていた首輪を付けたが、逃げられてしまった。
でも翌日も寄ってくるから、餌付けは続けた。
で、大晦日にとうとう家に連れて来る事ができた、と。
どうやら今日が初めての散歩だったらしいが、犬の目は輝いていたし、毛並みも前より良くなっていた。
幸せそうだったし、触らせてくれている間も尻尾をぱたぱた振っていた。
本当に良かったな、と心から思ったよ…

娘は私の連れ子なのだが、娘が小さい頃から「娘の旦那になるヤツは3回なぐる」と言っていた夫 → いざ娘に彼氏を紹介されると、涙ぐみながら彼氏に「娘をよろしく」と頭を下げ…
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小さい頃から「娘の旦那になるヤツは3回なぐる」と言っていた夫が
涙ぐみながら彼氏に「娘をよろしく」と頭を下げていた
娘彼はずっと娘に聞いていたらしく覚悟して来たのでポカーンとしていたw
夫の涙なんて初めて見たよ!結婚して15年も経つのに!
・・・はい、「計算があわない」と思う方、その通りです
娘は私の連れ子。
私より先に娘にプロポーズをしてくれた夫だし、
思春期もずっと会話を絶やさずに父親として頑張ってくれたので
娘はずっと父親大好きに育った。もちろん私も。
男なんて信用できない!と独身を通すつもりでいた私の心を溶かしてくれた
夫にはずっと感謝してる
「これでやっと新婚みたいにふたりっきりになるね」と言ってくれたので
まずは旅行しよう!といろいろ探していたら
「これからは2部屋取らないといけないから予算アップだなぁ、働かなきゃ」
・・・どうやら娘夫婦も一緒に連れて行くようだ・・・夫め・・・
